個々の接触と感染拡散要素の排除を

皆様の日頃の模範的な活動に感謝いたします。

去る5月5日、政府より発令されていた『緊急事態宣言』の延期が発表されました。事態の収束にはもう少し私たちの辛抱が必要なようです。

またGW中のニュースやSNSでも多くの人が山や海を利用する様子が取り上げられ、事故を起こす利用者の事例なども報道され、そのことが問題視されています。 

山小屋の営業自粛、登山道や観光エリアの駐車場の閉鎖など、山の関係者も苦渋の決断をされ実行されている意味を今一度考えてみてください。

SNSの発信から、居住地以外のエリアや遠方のトレイルに遊びに行かれている方も一部にはいるようですが、皆様のような模範的な人がいるからこそ、日本は爆発的な感染拡大をさせることなく踏みとどまっています。

家に居よう

もう暫くの間は、あの大自然に想いを馳せ、 トレイルの思い出やこれまで経験などを仲間と共有しながら愛するトレイルを走れる日を待ちましょう。

常に自身が感染しているかもしれない可能性を自覚し、感染拡大防止のために、トレーニングも室内や自宅の近くで楽しみましょう、また居住地域以外への不要不急な移動の自粛に引き続きご協力下さい。

外に出る前にもう一度考えてください

他の人に手を差し伸べ、自分のことを気にかける以上に、周りの人の健康と安全を脅かさないための前向きな努力をすること、それが皆さんの最良の選択となり、永続的にアウトドアライフを楽しむことに繋がります。

そして付け加えるなら、特にそれは自分にとって都合が悪かったり、居心地の良い状態から出る必要がある時と言えるのです。 

私たちの生活を守る為に、毎日頑張ってくださっている全ての皆様へ

心から感謝申し上げます、いつも支えてくださって本当にありがとうございます。

トレーニングに出掛ける前に

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新型コロナウィルス感染症が拡大する中で、日頃からアウトドア スポーツを楽しむ私たちトレイルランナーに出来ることとは

私たちは、先ず初めに政府や自治体からの指示に耳を傾け、それに基づき慎重に行動することを推奨します。

基本は「家に居よう」ということです

トレーニングについては、慢性疾患のある方は、運動をしないことをお勧めします。

慢性疾患がなく健康な人は、ジョギングなど中程度の強度の運動を取り入れて、上手にこのストレスを和らげていきましょう。その際は他者との社会的距離は非常に重要になります。現在、感染を出来る限り食い止める段階です、感染拡大防止のために、トレーニングも自宅の近くで楽しみましょう。居住地域以外で行う場合は、その地域の規制を遵守してください。

トレーニングに関する推奨事項

強度の高いトレーニングをおこなわない

身体を消耗させて、免疫力を失わないように、長時間や激しい運動をしないでください。

グループ活動を避ける

他者との安全な距離(専門家が推奨する社会的距離)を保つ為に必要です。

怪我をしない

飽和状態にある医療機関への過度なストレスを加えることにならないよう、トレーニングを行うときは、細心の注意を払ってください。

以上は3月18日にITRA医療健康委員会(The ITRA Medical and Health Commission.)から発信されたメッセージを参考に日本語にリライトしたものです。

外に出る前にもう一度考えてください。他の人に手を差し伸べ、自分のことを気にかける以上に、周りの人の健康と安全を脅かさないための前向きな努力をすること、それが皆さんの最良の選択となり、永続的にアウトドアライフを楽しむことに繋がります。そして付け加えるなら、特にそれは自分にとって都合が悪かったり、居心地の良い状態から出る必要がある時と言えるのです。

※5月1日加筆