韓国が第1回2024年アジア太平洋トレイルランニング選手権の開催地に決定

2024年アジア太平洋トレイルランニング選手権大会とは

国際トレイルランニング協会(ITRA)より、第1回アジア太平洋トレイルランニング選手権大会(以下、APTRC)を新たに創設し、2024年10月23日から27日にかけて、韓国・蔚山広域市蔚州郡で開催されることが発表されました。

アジア太平洋地域で初めてとなる選手権大会は、「KOREA 50K」など数多くの国際大会の実績を持つ韓国のJSCENOが運営します。

APTRCでは、アジアのトップランナーが集結し個人戦と国別対抗戦で約40kmと約80kmの距離で競います。さらにU23の部(約20km)も用意される予定です。初回大会では25カ国以上から最大400人のエリート選手が参加する見込みとのことです。

一般選手が参加できる大会ウルトラトレイルナインピークス(10km~124km)が併催されることから、会期中は3,000人以上の参加が予想されています。これにより蔚州トレイルフェスタとして、多くのランナーが集まり盛大に開催される運びとなりました。日本のファンも、代表選手の応援を兼ねて大会に参加するなどし、韓国を訪れる機会を作ってみてはいかがでしょうか。

さらに2026年大会の開催地は中国・浙江省寧波市に決定しており、中国山岳協会の支援を得て準備が進められます。

予定されている競技種目

  1. ロングトレイル(約80km、総標高3,500〜6,000m、ITRAカテゴリー「L」)
  2. ショートトレイル(約40km、総算標高2,000〜3,000m、ITRAカテゴリー「S」)
  3. U23(約14〜20km)

出場資格や選手への支援などの詳細については、今後発表される予定です。

出典:ITRAオフィシャルサイト 

関連リンク:제이쎄노 JSCENO

【2025世界選手権】代表選手派遣大会選考要項の発表について

一般財団法人日本トレイルランニング協会(トレランJAPAN)は、日本代表選考委員会を開き、2025年に開催予定の世界選手権に向けて国内で行う指定選考競技会として4カテゴリー9大会を指定することを決定した。

これらは今年の5月から来年3月に国内で開催されるもので、選考の詳細についてはページ内のPDFファイル・選考要項をダウンロードして必ずご参照ください。

選考競技会で優秀な成績を残した選手から選考委員会が編成方針に沿って、総合的な判断により選考されます。※1.選考対象となるためには参加する大会が開催されるまでにトレランJAPANの2024競技者登録が必要です。※2.日本国籍を有すること。※2は2024年3月に追記しました。
【参照】競技者登録(一般財団法人日本トレイルランニング協会 (miitus.jp)

World Mountain and Trail Running Championships 2025は2025年9月25日~28日にスペインで開催される予定です。
【報道発表】Canfranc to host 2025 World Mountain and Trail Running Championships | NEWS | World Athletics

指定選考競技会(予定)

1)クラシックアップ&ダウンヒルレース
・富士吉田杓子山パノラマトレイルラン(2024/11 山梨)
・追加大会の予定あり(ただし対象競技会は現時点で未定です。決定次第追加発表いたします)

2)クラッシックアップヒルレース(旧カテゴリー名:バーチカル)
富士吉田杓子山パノラマトレイルラン(2024/11 山梨)

3)ショートトレイル
・FAIRY TRAIL びわ湖高島トレイルランニング in くつき(2024/6 滋賀)
・霧島えびの高原エクストリームトレイル(2024/7 宮崎)
・ハセツネ30K(2025/3 東京)

4)ロングトレイル
・比叡山国際トレイルラン(2024/5 滋賀)
・日本山岳耐久レース (2024/10 東京)
・IZU TRAIL Journey (2024/12 静岡)

出場規則

大会が定める出場規則には、下記の年齢による出場規則がありますので、選考対象となるには下記の条件を満たしている必要があります。

● 2025年12月31日時点で18歳未満の選手はシニアマウンテンレースに出場できない。※1)2)の選考種目が該当。
● 2025年12月31日時点で20歳未満の選手はトレイルレースに出場できない。※3)4)の選考種目が該当。