2021年世界選手権について

 4月7日に日本陸上競技連盟(JAAF)公式サイトのNEWSで 「トレイルランニング2021世界選手権」 代表選手選考要項が発表されました。同日に当協会からも同じ発表をおこなうと共にトレランJAPAN選手登録制度をスタートさせました。

選手派遣について

 これは昨春より日本陸連と日本トレイルランニング協会(トレランJAPAN)とで協議を続け、トレランJAPAN は日本陸連のテクニカルパートナーとなることが決まりました。それに伴い<2021年世界選手権>は、トレランJAPANが選出した代表選手を日本陸連が承認し、日本陸連が選手派遣することが決まりました。

 世界選手権2021の開催日程および開催地は、2020年6月15日にワールドアスレティクスにより発表される予定です。

選考競技会種目

 現時点では開催種目が下記の4種目と発表されています。

1)クラシックマウンテンレース (12キロ 獲得標高300~400m)

2)バーチカルマウンテンレース  (4~7キロ 獲得標高700~1000m)

3)ショートトレイル   (40キロ 獲得標高 2000~3000m)

4)ロングトレイル  (80キロ 獲得標高 3500~6000m)

 国内選考競技会はトレランJAPAN が指定する日本国内のトレイルレース(いずれも既存のレース)で、2020年5月~12月のあいだに行うことが決定しています。

Trail&Mountain Running Championships 2021代表選手派遣大会選考要項の発表について

4月7日、公益財団法人日本陸上競技連盟と一般財団法人日本トレイルランニング協会はTrail&Mountain Running Championships 2021代表選手派遣大会選考要項とトレランJAPAN選手登録の発表をおこないました。

一般財団法人日本トレイルランニング協会は公益財団法人日本陸上競技連盟(JAAF)の要請をうけ、テクニカルパートナーとして2021年大会の代表選考を本協会が主体となっておこない、日本代表の派遣をJAAFがおこなうことに合意しました。

代表選手派遣大会選考要項

トレランJAPAN選手登録

しかし同日に政府が東京を含む7都府県において「緊急事態宣言」を発令。

2021年に予定される世界選手権や今年度に国内で予定されている選考指定大会についても中止や延期になる可能性があるなど、日に日に変わっていく状況を注視している中での代表選考要項の発表となりました。

このようなことから、ここに掲載されていなくても今後の状況次第では中止又は延期になる選考競技会があることも予想されます、また今後の推移によっては全ての競技者にとって公平公正な選考競技会が開催出来ない可能性もあり得ます。エントリーされる前に本協会ホームページ、大会ホームページや主催者などをご確認ください。

今後の動向や詳細につきましては、本協会でも情報収集に努め、ワールドアスレティックス(WA)、日本陸連(JAAF)や各国内選考競技会からから連絡や発表などがあり次第、随時お知らせいたします。

公益財団法人日本陸上競技連盟
一般財団法人日本トレイルランニング協会

新型コロナウイルス感染症拡大防止に向けた大会や講習会等の対応方針について

 新型コロナウィルス感染症(COVID-19)の世界的な拡大を鑑み、政府が定めた「新型コロナウイルス感染症対策の基本指針」等も踏まえ、全国で開催される大会やイベントの多くが中止や延期をされている現状を重くとらえています。大会への参加を楽しみにされている競技者の皆さまやトレイルランニングを楽しまれている方も、大会やイベントなどが中止や延期になることは大変つらいことです。
本協会として全国で行われる大会や講習会等の対応指針を以下の通り定めましたのでお知らせします。主催者の方をはじめ、アスリートの皆様もご協力くださいますようお願い申し上げます。

山を走る日本の私たちにできること

 現状では外出を控えることで多くの命が救われます。今日、何が重要なのかについて真剣に考えることです。元気が溢れていても健康維持の為の運動程度に控えてください。この困難な状況を乗り越えるために、一人ひとりのアスリートや主催者の皆さんの協力で拡散スピードを抑えていきましょう。悲観的にならないでください、これは明るい未来のための行動の一つなのです。

大会について

全国的から多数の参加が見込まれるイベントは、感染拡大リスクが高いものとして、中止、延期等の検討をお願いします。

   ウィルスへの感染発症は人と人の接触や移動、また体調が不良な場合や高齢者や基礎疾患を有する場合に重篤な肺炎につながりやすいとされています。主に大会のおこなわれる山間部は子どもや高齢者も多く暮らす地域でもあります。症状の軽い大人などが地域外から集まることで、これらの方などに感染させる可能性もあります。移動に利用する交通機関においても特定の場所や時間に集中することがあるため、地域の特性などあらゆる状況も踏まえ主催者等は開催の可否を判断して頂くことを要請いたします。

講習について

感染の拡大が続く現状では規模を問わず開催をお控えください。

感染が収束に向かった際には下記の事項に留意して開催するようご検討ください。

50名未満の小規模の講習会などについては、換気が悪く、多くの人が密集し、近距離での会話や発声が行われるという3つの条件が同時に重なるような行動を避け、下記事項の感染防止対策を徹底のうえで開催や参加をしていただくことにご理解・ご協力をお願いします。

<机上講習・実技講習共通>

1,前日までに検温をおこない発熱等の風邪症状がみられる場合は参加を見合わせて下さい。

2.参加にあたっては、移動時からマスクの着用、咳エチケットの励行など感染症予防対策をおこなうこと。

3.公共交通機関利用時は下車後に、講習室の等の施設利用前後の手指の消毒をおこなうこと。手洗い不可の場合は除菌シートの利用を推奨。

4.同居する家族に高齢者や持病を持つ方がいる場合は、自身の体調管理につとめるとともに参加の必要性を十分検討すること。

5.過去2週間以内に海外渡航歴のある方は参加を自粛すること。

<実技講習>

  1. 実技指導などで手を触れあうことや多くの人が対面で一定の時間以上会話するような環境を作らないよう配慮すること。
  1. 飲食物の提供を授受することは極力避け、各自で用意すること。提供を行う又は受ける場合は感染予防の措置を講じること。(食べ物に直接手を触れない、飲み物はペットボトルなどで個人専用とするなど)

<机上講習>

  1. 手指の消毒について、会場出入口には消毒薬を配置してください。入手又は補充困難の場合は石鹸による十分な手洗い等をお願いします。
  2. 室内で行われる講習会場では、エアコン等による機械換気を必ず行うと共に、状況により休憩時間中等に窓等を開放し自然換気を行うようお願いします。

当該基準などについては、収束がみられるまでの間とします

   今後、新型コロナウイルス感染症の事態の推移や感染の広がりや、国や県の感染防止策の方針などを基に都度方針は見直すこととします。

以上