本年6月6日~10日にオーストリア・インスブルックで開催されます「World Mountain & Trail Running Championships 2023(マウンテン&トレイルランニング世界選手権2023)」の日本代表選手12名を下記の通り決定しました。
本来は隔年での開催ですが、2021年に新型コロナウイルス感染症の影響で大会が延期され、昨年に続き2年連続での開催となります。
マウンテン&トレイルランニングは、陸上競技の国際統括団体であるワールドアスレティックス(WA)により2002年から陸上競技のカテゴリーの一つとして迎えられました。日本では2020年から日本陸上競技連盟と日本トレイルランニング協会がパートナーシップを結び代表選手を選考し、日本陸上競技連盟が派遣します。日本代表チームへの応援をよろしくお願い致します。
代表選考基準
〇国内代表選考競技会2位以上
〇代表選考競技会以外でも海外の有力レースでの好成績を参考とする
〇ITRA performance index 750点以上を目安とする
〇過去2年間(2021年1月以降)安定した成績を残している
〇WMTRC2021(2022年11月開催)出場選手はWMTRC2021の結果も参考とする
*以上の項目を参考とし、日本トレイルランニング協会・代表選考委員会は世界選手権で入賞を狙える選手として下記選手を代表候補とした。
ショートトレイル
<男子>
上田瑠偉
Golden Trail World Series 2022 年間4位 PI 904 WMTRC2021 ではコロナ感染による下痢のため55位に終わったが、日本人では唯一のPI 900点以上
森本幸治
代表選考競技会(霧島・えびの高原エクストリームトレイル)1位 PI 831
<女子>
楠田涼葉
代表選考競技会(フェアリートレイル)1位
ロングトレイル
<男子>
川崎雄哉
代表選考競技会(日本山岳耐久レース)2位 WMTRC20.21 16位 (国別団体5位) PI 832
西村広和
代表選考競技会(比叡山国際トレイル)1位 WMTRC2021 21位(国別団体5位) PI 833
吉野大和
代表選考競技会(日本山岳耐久レース)1位 PI 855
近江竜之介
代表選考競技会(IZU trail journey)1位
甲斐大貴
代表選考競技会(比叡山国際トレイル)2位 PI 819
小笠原光研
代表選考競技会(IZU trail journey)2位 PI 841
<女子>
秋山穂乃果
代表選考競技会(IZU trail journey)1位 代表選考競技会(日本山岳耐久レース)2位 WMTRC2021 14位
髙村貴子
代表選考競技会(日本山岳耐久レース)1位 コースレコード WMTRC2021(ショートトレイル)14位
吉住友里
DOI INTHANON TAILAND by UTMB 1位 PI 757
※アップヒルレース、アップ&ダウンヒルレースに関しては、国内選考競技会2位以上の選手および 海外有力レースの結果から、世界選手権で入賞を狙える選手はおらず代表選手の選考は行わない。
▼詳しく資料
詳しくは日本陸上競技連盟オフィシャルサイトへ
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