2021年世界選手権開催地決定

11月にタイで開催」

ITRAは12月23日に発表した、2021年に史上初のWA、ITRA、WMA、IAUの4団体による、ワールドマウンテン&トレイルランニングチャンピオンシップの正式名称を

「2021年アメイジング・タイランド ワールドマウンテン&トレイルランニング選手権大会」
“2021 Amazing Thailand World Mountain & Trail Running Championships”

となることを合わせて発表した。

本大会は、これまでのWMRAとIAU/ITRAが主催する世界選手権に代わり、マウンテンランニングとトレイルランニングのトップランナーを集め、同じフィールドで競い合う機会を提供することを目的とした世界大会です。

これは、アスリート、スポーツブランド、陸上競技連盟、メディア、このスポーツのファンに、この急速に成長するカテゴリーを世界に認識される象徴的なイベントととして提供することを目的とした、エキサイティングなものです。

タイの観光・スポーツ大臣は、「観光・スポーツ省の下にあるタイ政府観光局が、マウンテンランニング&トレイル選手権の第1回大会を支援し、参加する用意ができていることをうれしく思う」と述べた。
「チェンマイの素晴らしさと山岳・トレイルレースを紹介する特別なイベントとして、世界各国のアスリートをお迎えすることを楽しみにしております」

タイ政府観光局 (TAT) 副知事は「私たちは、素晴らしいタイをこのイベントの名前として使用します。アメイジング・タイは、常に我が国の主要なスポーツ・イベントと関連付けられてきました。私たちはWMTRC 2021の一員であることを誇りに思い、この世界クラスのイベントが何千人もの競技者や家族を引きつけることを願っています。なぜなら、このイベントは笑顔の国タイで最も忘れられないものになると信じているからです」

この発表を歓迎し、WMRA、IAU、ITRAの各会長は、「初めてのマウンテンランニング・トレイル合同世界選手権を発表し、2020年という困難な年を終えることができ、うれしく思います。チェンマイは、質の高いオフステージのランニングイベントを主催しているという評判が高まっており、最高のランナーが競い合うための優れたコースを提供すると確信しています。ワールド・アスレチックスと協力して、マウンテン・トレイル・レースがより多くの人々がパフォーマンスを発揮できるようにする上で重要な役割を果たすことを期待しています」という共同声明を発表した。

世界陸上競技連盟のセバスチャン・コー会長は、「この発表は、あらゆる形態のランニングを促進するという野望を共有する4つの組織の共通の関心と協力の拡大を反映しています。我々の緊密な結びつきは、多様性が多様な環境で競争する機会を増やし、山やトレイルランによって提供される壮大な自然環境であろうと、より挑戦的なイベントであろうと、さまざまな課題に取り組む機会を増やします。この多様性と多様な可能性は、山岳やトレイルの壮大な自然環境は、ランニングの大きな魅力の一つであり、私たちはあらゆるタイプのランナーに、私たちのスポーツが提供できるすべてのものを探求することを奨励しています」と語った。

出典 ITRAホームページより

Trail & Mountain Running Championships 2021 日本代表選考に関して

Trail & Mountain Running Championships 2021(以下:世界選手権2021)の概要(開催地および開催日程)および開催可否に関しては、11月8日にWorld Athletics(世界陸連)より発表予定でありましたが、12月7日時点で発表がありません。世界陸連へ問い合わせの結果、現時点での正式決定事項はないとのことでした。

12月選考競技会と今後

 トレランJAPAN および日本陸連で協議の結果、開催中止の発表がなされていないため、12月13日に開催予定の伊豆トレイルジャーニー(ITJ 70K)は、当初の予定通り世界選手権2021(ロングトレイル部門)の代表選考競技会として開催します。また2020年に予定されていたロングトレイル部門代表選考競技会3レースが中止となったことを受け、2021年上半期に代替レースの開催を検討中です。

感染拡大防止の徹底を

日本国内全域にCOVID-19(新型コロナウイルス)感染拡大が起こっています。参加される選手におかれましては、厳重な感染防止対策を行ったうえで、大会運営方針を遵守して御参加下さい。

今後緊急自体宣言発令、もしくは静岡県と東京都・神奈川県とのあいだに移動自粛要請が出た場合に、大会(伊豆トレイルジャーニー)が中止になる可能性があることを御承知おき下さい。

霧島・えびの高原エクストリームトレイル、参加地域等(居住地)の制限しないと発表

霧島・えびの高原エクストリームトレイル実行委員会は、「第8回 霧島・えびの高原エクストリームトレイル」について、「withコロナ」の中で出来る限りの感染症対策を実施し、参加地域等(居住地)の制限を行わず9月6日に開催することを正式決定した。

指定競技会として確定

「第8回 霧島・えびの高原エクストリームトレイル・ショートコース 約37km」は、当協会が2021年の世界選手権の選考競技会に指定しており、参加地域等の制限が行なわれた場合、指定競技会から除外される恐れがあったが、この発表により回避されたことになる。

参加される競技者は下記の大会参加条件を厳守してください。

霧島・えびの高原エクストリームトレイル参加条件

次の症状や該当箇所がある方はご参加をお控えてください。
・37.5度以上の発熱がある方
・強いだるさ(倦怠感)や息苦しさがある方
・味覚・嗅覚に異常がある方
・いつもより、咳や痰、胸部不快感がある方
・糖尿病などの基礎疾患があり、当日の体調に不安のある方
・同居家族や身近な知人に感染の疑いがある方
・8月24日から大会当日までに海外や国内の流行地域に行かれた方
・8月24日から大会当日までに接待を伴う飲食店や多人数での飲み会など三密空間に行かれた方