トレーニングにおける現在の留意事項

5月25日に緊急事態宣言が解除となり、未だに一定数の感染者が確認される中で、運動・スポーツの実施に不安を持っている方もいらっしゃるかと思います。

身体的及び精神的な健康を維持する上では、体を動かしたり、スポーツを行うことが必要なことも確かです。

 『新しい生活様式』として中長期に渡り新型コロナウイルス感染症対策と向き合う中で、安全・安心にトレイルランニング をを行えるよう、感染防止のために必要なことや、周囲の人への配慮頂きたい点を踏まえてまとめてあります。(2020年6月10日コメント更新)

私たちは、政府や自治体からの指示に耳を傾け、それに基づき慎重に行動することを改めて推奨します。様々な情報が行き交う中ですが、皆様がトレーニングや活動をおこなうを際の参考になる情報を今回は提供させていただきます。(2020年10月12日内容更新)

トレイルランナーに出来ることから

1)ランニングを含めた屋外での運動は、身体的及び精神的な健康を維持する上で必要とされています。

2)屋外での運動は、人の多いところは避けて、他人と2m以上(最低でも 1m)の社会的距離を保つことで自他の感染予防の対策をとり、マスク着用よりも他者と距離をあけることを大切にしてください。

ただし屋外トレーニング中のマスク等の着用は、周囲へのエチケットとしての配慮が求められている状況でもあります。状況による柔軟で適切な判断を推奨します。

トレーニング中の、大声での会話は控え、運動を行っていないときは、マスクを着用しましょう。

十分な呼吸ができなくなることや、気温や湿度の高い日にはマスク着用による健康障害や熱中症の懸念も考慮する必要が十分あるのも事実です。

3)ランニング中における10mの社会的距離の確保についての報道について根拠が不十分です。※発表者も流体力学の観点だけであり感染リスクとは関係ないと明言をしています。

4)トレーニングの内容によって、複数の人とおこなう場合、不要な会話や大声での会話は控えましょう。

ハイタッチや握手など身体への接触を避け、用具や飲み物、タオル等は他人と共有しないようにしましょう。

5)人が多いところでの活動は避けてください。公園などの人が集まる場所で活動する場合も空いた時間帯や場所を選んでください。

6)怪我をしない。体調不良や怪我による医療機関への過度なストレスを加えることにならないよう、トレーニングを行うときは、細心の注意を払ってください。また活動後の手洗い・手指の消毒にうがいは必ずおこなってください。

7)ゴミ(汗を拭いたウェットティッシュなど)については、ビニール袋に入れ、地域の公共ゴミ箱などに捨てず、各自で自宅まで持ち帰りましょう。

トレイルランニング におけるマナーを守りましょう

トレイルランニングに必要な装備や山のマナーをイラストと共に丁寧に解説しています。マナーを守って安全に楽しみましょう。

私たちは「TRAIL RUNNING SAFETY & MANNERS GUIDE」(トレイルランニング安全・マナーガイド)と題された小冊子を日本トレイルランナーズ協会と共同で発行しています。大会会場での配布や下記からダウロードして入手することが出来ます。

https://trail-runners.net/data/manner_guide.pdf

参考文献等:

●外出自粛時の運動・スポーツの実施について(スポーツ庁4月27日発表)

https://www.mext.go.jp/sports/content/000050040.pdf

●オープンエアでは2mまでに到達する前に、多くのウィルスは乾燥して感染性を失う。(アヒガン共同開発者の白木富山大学名誉教授コメント)

https://www.jmedj.co.jp/journal/paper/detail.php?id=14278

●スポーツ活動再開時の新型コロナウイルス感染症対策と熱中症予防について(スポーツ庁5月25日更新)

https://www.japan-sports.or.jp/news/tabid92.html?itemid=4164

●ランニング学会 2020/4/29更新 外出自粛要請時のランニング愛好者の皆様へのお願い

https://e-running.net/0350topics_no19.html

●Buffランニングを推奨された山中伸弥先生は、ブログで以下の様な補足をされています。「休日の皇居や大阪城など、多数のランナーや散歩をされる方が集中する場所を念頭に置いて提案しています。人がまばらな時のジョギングや、グランドでの屋外スポーツに関する提案ではありません。紹介している報告は、さらなる科学的検証が必要です。しかし、周囲にたくさん散歩の方がおられる時は、エチケットとしてマスク等を着用することにより、お互いに気持ち良い時間を過ごすことが出来ると思います」

●山岳四団体声明 山岳スポーツ愛好者の皆様へ

https://www.jma-sangaku.or.jp/information/detail.php?res_id=1587348826-558505

●動画『ジョギング時、感染リスクの最重要はソーシャルディスタンス』同志社大学スポーツ健康科学部 石井教授の動画

https://www.covid19-yamanaka.com/cont5/main.html