一般財団法人日本トレイルランニング協会は、緊急事態宣言が全国的に解除されたことから、国内の大会や講習会などのイベント主催に対してガイドラインを発表する準備を進めています。
はじめに
緊急事態宣言新型コロナウィルス感染症(COVID-19)は国内だけでなく世界中でも、終息には至っておらず引き続き慎重な対応が求められています。
感染の拡がりとと共に始まった自粛期間はだいぶ長くなりました。ここまで辿り着くまでの、皆様の模範的な活動に感謝いたします。
これからトレイルランニング をはじめとするスポーツイベントの主催者は、イベントの大小に関わらず感染防止の為に可能な対策を実施し、参加者が遵守すべき事項を提示するなどしながら実施するよう求められます。
本協会では、今まで以上に行政や地域との信頼関係を築きながら、スポーツイベントを開催しても安全であると判断できる指針を伝えていく必要があることからも、ガイドラインを発表する予定です。
東京マラソンの中止から始まり、リアルな体験を共有するトレイルランニングやマラソンなどの大会は、既に社会からは高リスクの場所とみなされてしまったと言っても過言ではないと思います。
これからについて
これからは主催者、実行委員会、選手、そして地域の方々にとってより安全な方法で、この競技を実施する方法を検討する必要があります。
私たちは厚生労働省やスポーツ庁、地方自治体などからの推奨事項に従っていきます。選手やスタッフの健康と安全を最優先に考え、主催者は開催地域や環境に応じた柔軟な対応をしながらも感染を防ぐための予防策を講じ、感染のリスクを最小限に抑えるための措置をとる必要があります。
またイベントに参加している間に選手や参加者が治療を必要とする場合に備え、救護体制や医療施設との連携についても十分な検討と相互の感染のリスクを最小限に抑える措置を講じる必要があります。
もちろん参加される方も、体調がすぐれない場合は参加することを慎重に判断することが求められます。
これからは皆さんと共に創造力を発揮し、トレイルランナー全体で新しい環境に適応して、皆さんとこれからも永続的にアウトドア アクティビティを楽しみ、笑顔に満ちた世界を一緒に作っていきましょう。
ガイドラインについては近日中に発表させていただく予定です。